trshuguの2st

ツーストです

盲目の国では片目のキングはどうふるまうべきか

マイノリティリポートという映画の中で「盲目の国では片目がキング」というフレーズがでてくる。
真実が見えてない大衆の中に於いて主人公の身分を偽装するための目と自分の目になぞらえているのである。


じゃあ実際はどうなのか。
本当に盲人だらけの国があったとして、自分は目が見えているとしたら。
「いやー、俺はキミタチと違って目が見えてるしー、キミタチにはできないことができるわけよー」
みたいなことを言うと
「目なんて見えなくたって、いままでやってこれた。そんなものは不要である!」
とかいわれてしまうわけです。


これは、羽の生えた生物とそうでない生物の話にも通じる話で、
ある特定の能力を持った人にとってはなんら普通で、難しくもないことが
他のものどもにはとても不可能で発想すらもできない遠い世界で。